こども英語バレエ教室相模大野スタジオ・千代田区神保町スタジオに寄せられるご質問と回答

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よくある質問

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レッスンはいつから始めればよいですか?

レッスンを始めるのに早すぎるということはありません。
ただし、本人が嫌がらずに教室に通えて、他人に迷惑をかけばければ、の話です。
ここで、幼児期(1~6歳までの子供)の発育段階を少しご紹介します。
2歳:転ばずに走れる
3歳:片足で立てる
4歳~5歳:ケンケンができる、4歳は数字の概念としての「4」が分かり、5歳は「5」が分かる
5歳~6歳:左右が分かる、スキップが完全にできる
小学校高学年:3拍子が分かる
走ったり、跳んだりできると習い始めてもいいという目安になります。

幼い子供は音に合わせて体を動かすというのは、本能に近いもの。子供は大人が思うよりずっと、器用に指や手足を動かすことができます。
習う踊りがクラシックバレエなら、よい姿勢や音楽に慣れ親しむ、そして教室でのレッスンが安全で有意義な発散の場であるということも、大切です。
しかし、子供の骨はまだ軟骨部分が多く、ちょっとした力や動作の繰り返しによって剥離骨折を起こしたり、変形したりするので、無理はさせないことが大事です。

体がかたいのですが…

柔軟性があるということは、ダンサーだけでなく、体にとってとても大切なことです。日常生活でもケガをしにくくなります。
知り合いのダンサーの話ですが、バイクに乗車中、タクシーに激突され、体が投げ出されたのですが、擦り傷と打ち身だけでした。
通常ならば、骨折は免れなかった、もっとひどいこともあり得た状況だったのですが、体の柔らかさがこの程度ですんだ要因だといっていたのを思い出します。

まず、体が硬いとはどんな状況なのでしょうか?
1:骨の形が動きを止める形をしている
2:関節の周りの靭帯が、強く硬い
3:関節と関節をつなぐ筋肉が短い
と考えられます。1はまれです。大抵の場合根気ずよくストレッチをすれば、体のどの部分でもやわらかくすることができます。
このストレッチの方法も自己流では方向や、無理があるとかえって関節や筋や腱をいためていまいます。

両親とも運動神経が良いといわれたことがないのですが…

運動神経はあればあるほど有利とは思います。言われたことがすぐにできたりします。
しかし運動神経でも色々で、高いジャンプはするけど、柔軟性がとぼしいとか、回転はうまいけど、表現がいまいちとか、
つまりバレエのメッソドは何度もやっているうちできるようになるので、人並みなら気にしない方が良いと思います。

苦労してできるようになると、そこから生まれる達成感や努力する力が身に付き、将来バレエ講師になったときもうまい指導ができます。
苦労がなくできる人は、できない人がなぜできないのかわからないからです。またバレエは体つき、そして芸術性も大事です。

バレエのメッソドとは?

クラッシクバレエは世界数十カ国で愛されている身体芸術です。
始まりはルイ14世の時代と言われていますから300年くらいたっています。多少の違いはあっても国を越え、時をこえずっと安全で能率的な最良のメッソドということができます。

それはつまりこの原則に従って練習すれば必ず効果があるということ、
正しくバレエのトレーニングをすれば長くてしなやかな強い筋肉つくり、体全体を自分でコントロールできるということです。

週一回か二回かもっとか迷うのですが…

子供の場合を説明します。子供の場合練習方法や時間には慎重にならなくてはいけません。
年齢や発育差でレッスン量や内容が違うのは当然なのです。一週間以上も体が痛んだりするようなレッスンは避けねばなりません。
子供は骨や関節に軟骨部が多く、一時期に多量の同じ方向の訓練をすると骨の変形をきたすことがあります。ストレッチでさえ十分考えて行なわねばなりません。

子供の骨の成長は筋肉や腱の発育よりも急速であるため、これらの間には強い緊張関係があります。
そこへ何回ものストレッチがくわえられると、筋肉は骨への付着部から引きはがされ、軟骨炎をおこしていまします。
子供の好き嫌いもあると思いますし、そのための講師ですから、相談しながら決めていくことをおすすめします。

子供はやわらかい?

幼児や小学1~2年生までは、やわらかいです。発育期にさしかかると一般的に硬くなります。それは、体の筋肉や腱の発達よりも、骨の発育の方が速いためです。

この時期はバレエを習っている子供でさえストレッチを少し怠ると足が上がりにくくなります。とくに男の子は急に硬くなります。
これはホルモンの関係です。女性は背が伸びるのがとまって丸みのある女性らしい体つきになると女性ホルモンのエストロゲンが関節を柔らかくする作用があるので、関節が柔らかくなります。

脊柱側彎症にバレエは効果がありますか?

学校検診で脊柱側彎症が発見される率は中学一年生女子で1%前後です。
欧米は、日本に比べて発生率がやや高いこと、背部や姿勢の美形に気を使う民族であることから、脊柱側彎症に対する病識や関心が深いと言われます。(歯の矯正もそうですね)

バレエのレッスンは子供の姿勢を正し、もし側彎症の子供がいてもたんねんに嬌性力をつけることができる唯一の稽古事と思います。
体幹の筋肉を鍛え、大きな鏡の前で姿勢をチェックします。
最も怖いのは急速に悪化する特発性思春期側彎症です。この病気の状態や原因には未だ不明な部分が多いので、注意深く観察して背中の以上を少しでも早く見つけることが大切です。
レオタード姿でのバレエのレッスンでは背中の型、肩の高さの不均衡、肩甲骨の高さの違いが見つけやすいので、レッスンを通して講師が側彎症を発見した場合、迅速で的確な対応を保護者の方とご相談させていただきます。

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